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■ 倒立式車輌運搬車の時代 ■ 一台でも多く積める方法はないか・・・それがテーマだった。

倒立車両運搬車 『下駄は歯をあわせるとコンパクトになる。』
これがヒントとなり倒立式車輌運搬車は誕生した。

「下駄が身近にあった時代だったのが幸いしたかな。
  そうでなかったら思いつかなかったかもしれない。」


開発の陣頭指揮にあたった横田秀雄(故人:当時専務)は当時を
ふりかえりそう語った。倒立式車輌運搬車の登場は陸送業界の
大量輸送時代の口火をきることとなり、当社の取扱い台数は
一挙に前年の約2倍に跳ね上がった。


倒立車輌運搬車



写真上 : 倒立式車輌運搬車
1959年(昭和34年)
(三菱軽三輪レオ11台積)

写真下 : 工場で製作中の   
倒立式車輌運搬車



■ 往事の珍しい積込み方法 ■  - 『 下駄 』 の歯をあわせる -

倒立車輌運搬車 トラックやトレーラが車を積んで走っていく。
今ではすっかり見慣れた光景となったが、我々の先輩達は
積込み方法にはたいへん苦労したらしい。
倒立式車輌運搬車もバッテリを取り外しオイルを抜くなど、
積込みには手間がかかっていた。









写真上 : 積込み場で作業中の倒立式車輌運搬車

写真下 : 積込みを完了し出発する倒立式車輌運搬車




■ 大量輸送時代の幕開け ■ モータリゼーションの進展・・・高度成長時代へ

テールゲート型セミトレーラ 倒立式車輌運搬車が走りだした昭和35年、
「所得倍増計画」が打ち出され、わが国に
高度経済成長の時代が訪れようとしていた。
軽自動車のほか小型四輪車などが次々に登場し、
急速にモータリゼーションが進展していった。

昭和38年、苦心の末、
テールゲート型セミトレーラが実現。
今日の車輌運搬車の基礎となった。


テールゲート型セミトレーラ


写真上 : テールゲート型セミトレーラ
1963(昭和38)年

写真下 : 新三菱水島(当時)の
従業員に見送られて
出発するセミトレーラ

1964(昭和39)年1月
初荷出荷式


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